6月-行き渋り期-こころのきもち
次女は元々癇癪持ちだったので、4月に職場復帰する前の末っ子の育休中には
怒りやすい子供への対処法やアンガーマネジメントの本なども読んで
癇癪をおこしたときはこちらも怒りで抑えつけようとするのではなく
できるだけ寄り添う姿勢をみせて平静を保つように心がけてはいました
小学校入学後からは度々ひどい癇癪をおこし
ちょっとした事で起こり、怒鳴り、粗暴行為に及び
私に対して当たり散らすように…
しかしこちらが理由もわからないうちに勝手に怒り出すこともよくあり
「なんで怒ってるの?」と聞くと
こちらが聞き取れないような声でボソボソと話し
「はい!もう言ったから!」
私「聞こえなかったから、もう一回言ってほしい」と答えても
「*********(聞き取れない早口や小声)」
「お母ちゃんがちゃんと聞いてないだけやろ!」と逆切れ
できるだけ穏便に聞いてみるも
「聞いてない方が悪い!」と理不尽極まりなく
「謝って!」と何度も言われ
こちらに非はない(むしろ何で怒っているのかもわからない)のに
「1000回謝って!」「無量大数回謝って!」と言われ
「ごめんなさい」を言い続けても本人の気は晴れず
「そんなんじゃだめ!」と蹴られたり
それはそれは奴隷のような対応を受けていました。
私は必死で次女の気持ちを落ち着かせようとするか
とりあえずクールダウンとその場を離れたりするも
暴れて物を投げつけたり家具を蹴り続けたりして
このままでは家のあちこちが壊れたり、誰かがケガをしそうで
数十分も癇癪を続けられればさすがにだんだんと腹がたってきて
堪忍袋の緒が切れてしまうこともよくあり
怒鳴ったり腕をつかみ上げたりしてしまうことも。。。
でも、次女は時々平常心を取り戻した後に
「怒ってごめんね」と謝ることもあり
寝る前にポツリと「本当は怒りたくない」としくしく涙を流すことも
「そうだよね。本当は怒ったり叩いたり蹴ったりしたくないけど、自分でも抑えられなくなってしまうんだよね。」と言うと
「うん。」としくしく
「大嫌い!!大嫌い!!!」と何度も私に向かって放つ言葉も
心の内とは裏腹に抑えきれず出てしまう言葉だったようで
ある日ふと気づいたウエットティッシュケースに
マジックペンで書いていた
次女のきもち
何度も心無い言葉をなげつけられては
心を痛め苦しみもがいていた私ですが
自分の心のコントロールが上手くできない次女が
本当は一番苦しんでいたんです